お散歩日記*多嚢胞性卵巣症候群の可能性を指摘されて落ち込む

お散歩日記
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9月の中頃、婦人科でブライダルチェックを受けてきました。
そして10月の初め、結果を聞きに再び病院へ行ってきました。

この写真は、その帰り道で撮ったものです。


特別な意味はなく、ただ「帰りに少し時間があったら写真を撮ろう」と思って、カメラを持って出かけた日でした。

しかし、診察室で告げられたのは「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性がある」という言葉。
先生からは、体外受精をすすめられ、治療が必要になるかもしれないと説明を受けました。
その言葉だけが頭に残り、病院を出た後もしばらくぼんやりしていました。

少し離れた婦人科に通っていたため「近くの病院でも診てもらってくださいね」と言われ、気持ちが沈んだまま帰路につきました。

そんな帰り道、ふと目に入った花壇。
赤く力強く咲く花たちが、どこか心に響いて思わずシャッターを切りました。
この日はあいにくの曇り空。

曇り空の下で撮ったこの1枚は、あの日の私の気持ちをそのまま映し出しているようです。

結果を聞くまでは、正直「自分は自然妊娠できる」と信じていました。
でも、体外受精や治療の必要があると知り、一気に将来に対して不安でいっぱいになりました。

今のところ、多嚢胞性卵巣症候群と確定診断されたわけではありません。
ただ、近所の婦人科でも「可能性が高い」と言われたため、しっかりと治療に向き合っていこうと思っています。

この写真を見ると、あの日の不安な気持ちが今でも鮮明によみがえります。
けれど、あのときシャッターを切っていた自分は、ほんの少しだけ「無心」になれていた気がします。

これからどんな治療になるかはまだわかりません。
でも、いつかこの写真を見返したときに
「このとき、本当に不安だったんだよね」と笑って話せるようになるのが、今の目標です。

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