
お散歩の途中、少しひんやりとしたトンネルがあります。
そのトンネルを抜けると、一面に田んぼが広がり、その先には地域の小学校が見えてきます。
朝になるとここは子どもたちの通学路。
トンネルの中には、にぎやかな小学生の声が響きわたり、元気いっぱいに学校へ向かう姿が広がります。
そんな光景を目にすると、私自身の小学生時代をふと思い出します。
正直に言うと、私は学校があまり好きではありませんでした。
特別な理由があるわけではなく、ただ家にいるのが一番落ち着いたから。
だからこそ、楽しそうに笑いながら通学する子どもたちを見ていると、少しだけうらやましく感じます。
それでも、毎日このトンネルを通るたびに「今日も子どもたちは元気に登校しているんだな」と思うと、私まで少し元気をもらえる気がします。
お散歩撮影をしていると、ただの道やトンネルが思い出や気づきを運んでくれる。
この「通学路のトンネル」は、地域の暮らしを映す大切な風景のひとつだなと感じました。


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